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理学療法士の社会的な立場とは?

医療界や介護領域で日々活躍している理学療法士。患者様や利用者様を中心に、多くの他職種とそれぞの専門領域を尊重し、また助け合いながら目指す医療や介護を提供しています。
皆さんは現場と同じで社会的な立場も、看護師も理学療法士も同じだと思っていませんか?

 

理学療法士の社会的な立場とは?

 

 

 医療界や介護福祉業界で働いていると、「理学療法士は何をする人?」と聞かれたことが、みなさんもあることと思います。はじめに「理学療法士」ありきで話しかけてもらえば、その業務の内容やどういった活動をしているのか話したりしますね。ですが、もし「あなたは何をしている人?」と問われたら、あなたはどうのように答えるでしょうか?

 

 一般の社会で出会う人達は、あなたが何者かわかりませんから、「何のお仕事をされていますか?」「どういう関係のお仕事ですか?」などと聞かれます。また、国勢調査やクレジットカードを作るときのように、「社会の中での立ち位置、立場」を要求される場合もあります。「理学療法士です」とお答えになる人もいらっしゃることでしょう。でももっと大きい枠組みであなたを表現したい場合、あなたはどういう社会的な共通語で括られるのでしょう。医療従事者でしょうか?サービス業者でしょうか?

 

 

 

社会の中で理学療法士はどこにいる?(小分類で表記される理学療法士)

 

 

 職種の分類には沢山の種類があり、それぞれの業界でいろいろな資格を持っている人達が一緒に働いています。また資格で分けなくとも、社会的にどのような地位にあるのかで分類したりもします。ひとつひとつの職種で分類すると、とても多い数になるでしょうから、簡便にするため職種をいくつかの分類に分けてあります。
 その一つに「日本標準職業分類」という分け方があります。

 

 日本標準職業分類は、10の大分類に分けられ、理学療法士は「A.専門的・技術的職業従事者」に含まれます。そして中分類の「医療技術者」の中にある小分類のひとつです。
 ちなみに、医師や看護師は、私達が含まれる「医療技術者」と同列にある中分類でその職種名が表記されるのです。鍼灸師やあんまマッサージ指圧師等は中分類で「その他の保健医療従事者」に含まれています。

 

 

あなたはどこで働いていますか?(産業ではなかった理学療法)

 

 

 社会の中で働いているということは、何かしらある業界で働いていることになります。その業界を「産業」という視点から分類したものが社会一般では使われます。では、あなたは社会一般で「業を産んで」いるのでしょうか?

 

 またひとつ分類があります。それは「日本標準産業分類」といいます。今度の大分類は例えば農業、林業、製造業や建設業などです。さて、「理学療法業」はどこにあるのでしょうか?
 答えは、残念ながら「ありません」。
理学療法は産業として位置付けられていませんので、理学療法業という項目はありません。

 

 仮にあなたが一般病院で働いていたとします。そうすると大分類の「医療、福祉」の中で「医療業」という中分類になります。そして、もっと小さく「病院」という項目から更に細かく「一般病院」という産業に従事しているわけです。産業分類には理学療法業という産業はないのですから、あなたは何かしらの産業に入って行き、その括られた産業を成り立たせるためのお仕事をしているのです。

 

 理学療法士のことが分かったところで、他の職種もやはり、一般社会で産業を持っていないのでしょうか?

 

 

看護師や鍼灸師は持っている、自分の産業

 

 

 あなたと共に医療に携わる看護師は、実は一般社会の中で社会的に通用する産業をもっています。それは中分類で「助産・看護業」と言います。病院等で働く看護師はここには含まれません。看護業には訪問看護ステーションがあります。訪問看護業務はれっきとした社会一般で通用する「産業」なのです。また、鍼灸師等は「療術業」という産業で社会に貢献しています。ちなみに、カイロプラクティック療法もなんと「その他の療術業」として産業化されています。

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士が理学療法をなりわいに、
県民や国民が安心して生活をして出来るように望んでいます。
そのために、私達理学療法士が出来ることを余すことなく、社会サービスとして提供できるよう、連盟は理学療法士そのものを支援しています。